ナクシャトラ インド占星術 12月のゴチャラ(トランジット)
- Mystical Light
- 2023年11月30日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年1月14日
ナクシャトラ インド占星術~
Mystical--Light著 『まだ誰も知らない27星群ナクシャトラ』も発売となり2024年春にはインド暦普及協会主催ナクシャトラ・マインドマッピングコース 第4期も予定しております!
ナクシャトラから学ぶインド占星術~11月25日にはインド暦普及協会と動物自然療法協会主催のジョーティッシュ特別ワークショップもみなさんに喜んでいただき、執筆に専念したためお休みした6か月振りのクラスを無事に終えることができました。
そして27日はクリティカ月のプルニマは高揚の満月となり、とても穏やかな空気が流れていました。
クリティカはアグニ神支配の火の要素が強い厳かなナクシャトラです。個人的にはキャンドルの神聖な
炎を灯しナヴァグラハシュト―トラ(9つのの惑星に捧げる祈り)やシヴァマントラを唱え11月に達成できた
数々のことに感謝していました。

さて11月29日には、トゥルーノードでもラーフとケートゥがミーナ(魚座)とカニヤ(乙女座)に移動
となり、これで公式にグルチャンダル・ヨガ(木星とラーフのコンジャンクション)に終止符が打たれました。ミーンノードでは既に10月30日からノード軸は移動となっており、既に物事が大きく前進した人も
多いでしょう。
但しトゥルーノードの計算ではラーフのガンダンタに今年いっぱい留意し、水の災害や事故には注意しましょう。特にラーフ期の人、誕生チャートで魚座の後半ガンダンタに惑星がいる人はこれにあたります。
もともと土星と同様に風の要素を持つラーフは魚座の水に入り、良くも悪くも本来の力を最大に発揮することはありません。レヴァティもデーヴァガナ(神の種族)に属す穏やかで柔らかいナクシャトラですから、悪魔のラーフも比較的品格を上げることとなります。更にレヴァティは水星支配のナクシャトラ。水星の知性とラーフの戦略的思考が合わさると、あなたのキャリアやプロジェクトを新たな局面に押し上げることも可能。
ラグナ(上昇宮)から数えて1,3,6,7, 9, 10,11に当たる人は特にチャンスを掴めます。
一方シュクラ(金星)は11月30日から12月24日までトゥラ(天秤座)でムーラトリコナ(高揚に近い好位置)となります。11月3日からのニーチャ(減衰)とは打って変わり金星の本来の優美さを堪能できる時。
イルミネーションも綺麗なクリスマスシーズンには嬉しい華やかな金星の天秤座でのステイ。
お洒落をして社交的な場にも積極的に出て行き、気分転換をするとよいでしょう。
この位置は特に蟹座、天秤座、牡羊座、山羊座がラグナや月にあたる人にとってマラヴィヤヨガを形成。よい季節になります。

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Mystical--Light 著 まだ誰も知らない27星群ナクシャトラ
2024年4月開始予定インド暦普及協会主催
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