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ナクシャトラから観たインド占星術 2024年2月のトランジット分析 

更新日:2月17日

ミスティカル・ライトでは1月15日にマカラサンクランティ~太陽北回帰のマインドフル瞑想会を開催し、ガネーシャ神、スーリャ神、クベラ神に捧げるマントラをグループで唱え春の第一歩を祝いました。そして2月1日には紀元前から伝わるケルトの暦において冬と春の中間点にあたるインボルクの儀式でマニフェステーションを行いました。マカラサンクランティはインドの恒星占星術の祝日。そしてインボルクは西洋のトロピカル・アストロロジーで冬至、春分、夏至、秋分といった太陽と地球の位置関係で観た祝祭日です。


ミスティカル・ライトでは、地球軸の傾きから発生するアヤナムサを考慮した恒星占星術を用いてホロスコープを作成し誕生チャートやトランジット分析を行っています。とは言え西洋占星術に基づいた暦にも忠実に意識を合わせ日々マインドフルに過ごしています。ヒンドゥー教徒として人生の半分以上バクティヨーガを実践していますが、ジョーティッシュを学ぶにあたり変にインドだけに固執する必要はないと思っています。なぜならヒンドゥーの聖者たちは口を揃えて、ヴェーダ哲学の本質は万物が神という『サナタナダルマ~普遍的真理』に基づいていると説いています。そしてそれが宇宙の大元に由来するものなら全ての教えも見解も尊重されるべきですよね。ジョーティッシュを学んでいるみなさんも是非、西洋占星術を実践している人達とも大いに会話してみてください。たくさんの洞察とインスピレーションが得られます。ケートゥ期を迎えた日本に生きるわれわれは、より宇宙的同胞意識を持ち波動を上げて毎日を送ることが先決なのです。2月もオーラを愛と楽観の波動で満たして行きましょう。


さて2024年4月21日からナクシャトラ・マインドマッピングコース第4期も開催します。インド暦普及協会主催で1クラス3500円×12回のナクシャトラに特化したコースです。マハバーラタ、ラーマヤーナ、聖典プラーナの神々のお話しをところどころに交えながら27星群についてたのしく学んでいただきます。まだ受けていない方はお友達を誘って是非ご参加ください。お問い合わせは、インド暦普及協会のウェブサイト『パドマパンチャンガ』よりお願いいたします。尚コースの詳しいプログラム内容に関しては、2月21日(水)プナルヴァスの日に告知します。こちらのウェブサイト、またはインド暦普及協会のメルマガより情報をお待ちください。




さてグラハの動きで特筆すべく点をピックアップしてお伝えするミスティカル・ライトのゴチャラ・レポート。*ゴチャラとはサンスクリット語でトランジットのこと。



2月の惑星の動きを観てみよう。
2月のゴチャラレポート


目次:ナクシャトラから観たインド占星術 2024年2月のトランジット分析

(クリックすると、セクションに飛びます。)



 マンガル・ウーチャ(火星高揚)


先ず特筆すべきは2月6日(火)01:26にマカラ(山羊座)入りするマンガル(火星)です。火星は3月15日(金)まで1か月以上に渡り山羊座でウーチャ(高揚)し、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座にラグナ(上昇宮)または月がいる人にとって、ルチャカヨガが形成されます。自信を持って行動すれば思いがけない収入や成功に恵まれる時。いつもより大胆に行動してみてはいかがでしょう。特に誕生チャートで火星がもともと高揚しているなど好位置にある人は今までの努力が認められる時期に突入します。乙女座、牡牛座、魚座にラグナ、または月がある人も火星とトリコナを形成するのでファイナンスやキャリアのプランニングに時間を費やし春から積極的に行動する準備をすると思わぬ収入、名声、尊敬を得るなど大きな成功につながる時なので春に向けチャンスを掴みましょう。

ナクシャトラで観ると、マンガルの動きは以下の通りです。


ウッタラ・アシャーダ

2024年2月1日、木曜日、16時37分

シュラヴァナ

2024年2月19日(月)02時08分

ダニシュタ

2024年3月7日(木)07時55分


ウッタラ・アシャーダは太陽支配のナクシャトラ。今回火星と水星のコンジャンクションとなりますが、火星の行動力と水星のコミュニケーション力および計算力、ロジックを掛け合わせたアプローチでウッタラ・アシャーダの絶対勝利のパワーにあやかりたいところ。


シュラヴァナでは、足を使う競技やスポーツで上記のラシに当てはまる人は大きな活躍が期待できます。また信頼できる人やエキスパートのアドバイスにしっかりと耳を傾ければ成功につながり、独断で行動してしまえば後で損をすることになります。


ダニシュタはマンガル自らが支配するナクシャトラ。土地や不動産に関するチャンスを掴む可能性もあるのでアンテナを立てておきましょう。これまで努力してきたミュージシャンもブレイクの足掛かりになる出会いがあるかもしれません。


さて本来であればチャンドラ(月)が8日に山羊座に入り高揚した火星に近づけば、チャンドラマンガル・ヨガが形成され、上記の人達の幸運に弾みがつくはずですが、今回は混みあった山羊座の状況により単純にそうとは言えない状況です。では9日のアマヴァスヤ(新月)のホロスコープより2月全体の運勢を分析していきましょう。



 アマヴァスヤ(新月)から判断する2月の情勢


日本時間2月9日11:33 新月のフェーズに突入した瞬間のホロスコープ
アマヴァスヤ(新月)のホロスコープ

アマヴァスヤ(新月)のグラハの動き
アマヴァスヤの惑星


2月の惑星の動き全体のニュアンスを掴むため、東京でチャンドラ(月)がアマヴァスヤのフェーズに入る9日11時33分でホロスコープを作成しました。火星、水星、太陽が山羊座でステリアムを形成しており、2月9日のアマヴァスヤ(新月)で月がそこに加われば、そこに4つの惑星が集中することになります。

また山羊座の支配惑星シャ二(土星)が自らが支配するクンバ(水瓶座)にありムーラトリコナのポジションにあることから、土星支配のラシに5つの惑星が位置することが分かります。


2月は、道徳や規則を重んじるシャ二の影響が優勢となること、そして同じく法律を司るグル(木星)が、道徳の神ヤマ支配のバラニ・ナクシャトラを通過中であることから、これまでの生き方によりカルマの結果が一気に表面化する時期であることが分かります。

そしてこの新月に絡むカルマ劇場は3月10日(日)のシャタビシャクの新月、さらに4月8日(月)の皆既日食でピークを迎えることを忘れてはなりません。4月8日の皆既日食は日本では見られませんが、アメリカは直接的影響を受けます。米45代目の大統領の民事及び刑事裁判が刻々と進んでいます。ニューヨーク・マンハッタンの連邦地裁で26日、前45代目大統領が在任中の2019年にコラムニスト、E・ジーン・キャロル氏を中傷しその名誉を毀損(きそん)したことに対し、計8330万ドル(約123億4000万円)の損害賠償を支払うよう、陪審団が評決を下したばかり。連邦地裁は昨年5月にすでに、前大統領が1990年代にキャロル氏に性的暴行したとの判決が下っていました。2020年の大統領選の結果について、当時アメリカやインドのジョーティッシュ鑑定師の意見は分かれていました。ミスティカル・ライトでは、全く疑いなく必ずバイデン氏が当選すると授業で宣言していました。2024年の大統領選についても、45代目の再選はあり得ないだけでなく、共和党の予備選の勝利に関しても秋に向かい非常に微妙な状況となることは間違いありません。45代目は、既に4件の刑事事件で計91件の不法行為について起訴されています。4月の日蝕は彼の2ハウスの木星を直撃しますが、ここから現在ペンディングの刑事裁判が目白押しで始まります。カリユガのラーフ期のアメリカを象徴する前代未聞の事態ですが2020年には既に民主主義と正義が勝利しています。2024年も国民の票で同様の結果が出るでしょう。


追記:【ワシントン共同】米ワシントンの連邦高裁は6日、2021年の議会襲撃事件で起訴されたトランプ前大統領について、訴追免責の特権は適用されないと判断した。米メディアが報じた。

(2024年02月07日 00時29分 更新)


早速マンガル(火星)が高揚した途端、遅延していた連邦最高裁の判断が上記の通り下されました。45代目大統領に免責特権一切なし、との結果は独裁政治は許してはならないごく当たり前の結果です。



追記2:【Bloomberg】45代目元大統領は15日、マンハッタンの裁判所に出廷。フアン・マーチャン判事はこれまで、他の裁判との日程が重なる可能性を考慮し、本件の手続きを見合わせていた。被告人の弁護団は11月の大統領選挙が終わるまで裁判を延期するべきだと主張していたが、判事は予定通りの公判開始を決定した。


45代目が不倫相手への口止め料支払いを巡り記録改ざんなどの罪に問われた刑事事件で、ニューヨーク州地裁判事は予定通り3月25日に初公判の日程を設定した。45代目が抱える刑事事件4件のうち、最初に陪審員が審理するケースとなった。

(2024年02月16日 00時10分更新) 


追記3:45代目前米大統領らが資産価値を偽るなどの金融詐欺を働いたとして不正利益の返還を求めてニューヨーク州司法長官が起こした民事訴訟で、同州裁判所は同氏の州内での事業運営を3年間禁じるとともに、違法に取得した利益3億6400万ドル(約550億円)の返還を命じた。

(2024年2月17日 05時29分更新)


民主主義の根本が揺るがされることがあってはならない。当たり前の結果です。Jai Sri Krishna Bhagavan Ki Jai !!!!



今回の2月のシャ二とグルの優勢な力に寄り、個人レベルでも真面目に生きてきた人は努力が実り躍進し、そうでない人は政府機関や役所と、または仕事面や金銭面のトラブルに悩まされることになります。2月は2024年春のカルマ精算期のスタートと言える訳です。


新月の日のマカラ(山羊座)では、

火星 2°37’

水星 11°52’

月  13°38’  プシュカラ(吉兆)

太陽 25°37’  アシュタマムシャ(凶)となっています。


月はプシュカラにあたり吉兆であるものの、太陽はアシュタマムシャという難しいパダにあります。このことから特に新月からの2週間、政治や企業のトップや権力者の悪行が表面化したり、法的問題に直面する、または法で裁かれることがあるでしょう。またこれまでの態度や行いが芳しくなければ、ここで評判を失ったり左遷される権力者のニュースが報道されるでしょう。

また先述の通り、山羊座と言えば政府機関に関係するラシです。2月、3月と言えば確定申告や青色申告の季節です。このタイミングで新規にインヴォイス精度が導入されるなどシステムも複雑になっているように思えますが、個人レベルでも申告漏れや不正がないよう心がけることが大切です。そうしないと道徳と規則を重んじる土星と木星の力によって後でやっかいなことになり兼ねません。逆に言えば裏金や不正を働いている政治家や企業も一掃されることとなるので、有権者にとっては有難いことです。


シュラヴァナの吉兆なプシュカラ・パダにある月は、ナヴァムサでは牡牛座にあり高揚しています。またパダや違えど同じシュラヴァナ・ナクシャトラにある水星とほぼコンジャンクションにあるため、9日、10日の新月にはしっかりと長めの瞑想をし、明瞭なマインドで頭を整理し2月、3月にやるべきことリストを作り淡々と義務をこなすことで土星の恩恵に授かることが賢明と言えるでしょう。


バガヴァッドギータの第2章でクリシュナ神が説くように、カルマの支配下において誰もが与えられた義務を遂行しなくてはなりません。カルマヨーガの遂行こそが最高の礼拝であり美徳です。それを怠っていれば、ダシャとゴチャラ(惑星のトランジット)により必ずいつか責任を問われる日が来ることになります。土星は最もゆっくり時間をかけて黄道を周る惑星です。基本パーパグラハであるシャ二の位置が悪い人は、義務の遂行を先延ばしにする癖があります。これを克服しない限り、プルシャアルタ(人生の4つの目的=道徳、経済的自立と繁栄、願望成就、解脱・苦しみからの解放)を達成することは不可能です。バガヴァッドギータを難しい哲学書として捉えてしまう、またはあらたかな聖典として棚に祀るだけで読みもしない残念な人がいます。ギータは究極の人生の実践マニュアル。正しい生き方の手引書です。土星に惑星が集中する時こそ、今一度バガヴァッドギータを紐解き自分事化し、しっかりやるべきことをやる習慣をつける時期にするとよいでしょう。



 スーリャ(太陽)・シャ二(土星)、ブッダ(水星)のグラハユダ

こうして9日、10日の新月を過ぎ、その影響が色濃く出る時期に突入する訳ですが、インドの太陰暦では11日からマガ月が始まり、24日には月がマガ・ナクシャトラを通過するプルニマ(満月)を迎えます。

シュクラ(金星)も12日から3月7日までマカラ(山羊座)に滞在するため、政府、政府機関、政治家、キャリアにスポットライトが当たり、これらの事柄について考えさせられる時期になることは間違いありません。


そんな中28日、29日には以下の通り、スーリャ、シャ二、ブッダのグラハユダ(惑星同士の戦争)が起こってしまいます。

太陽  14°48' 水瓶座 シャタビシャク・ナクシャトラ ヴァルゴッタマ

水星  14°34' 

土星  15°29'


シャタビシャクは、100人の悪魔にもたとえられるラーフ支配の星の集まりです。3つのグラハがほぼ同じ度数でグラハユダを形成してしまうこの2日間とその前後2週間は闘争や内戦が勃発している地域では戦火が広がることが大いに懸念されます。シャタビシャクは空を支配していることから空爆による攻撃が悪化するかもしれません特に28、29日は月がハスタとチトラ・ナクシャトラのあるカニヤ(乙女座)を移動。乙女座からグラハユダの起こるクンバラシ(水瓶)は6ハウス先にあたり、やはり敵対関係を暗示。月が29日にチトラに入ると集合意識的にチトラのタマス・タマス・タマス(鈍性・無知な衝動)が作動するので、とにかく無駄な争いは避けましょう。

また個人レベルでは誕生チャートでシャタビシャクに月がいてサーデーサティーにあたる人、または惑星が集中している人、ラーフかケートゥの軸があたっている人は大変な時期になる可能性があります。(特にシャタビシャクの4パダ)冷静にマントラや瞑想を深め、周りとの調和を取ることを心がけていてください。

3つの惑星によるグラハユダは、シャタビシャクのパダ3で起こります。このパダはヴァルゴッタマにあたり、ナヴァムサ(D9)でも水瓶座の領域となります。個人の多様性や権利を重視する水瓶座でのこのコンジャンクションは、me, too 運動を始め業界から抹消される権力者に纏わる新たなスキャンダルが発覚することも考えられます。

この記事を書いている時も既に米軍が死亡した米国人兵士3人の報復として親イラン武装勢力を攻撃していると報道されています。

2月は更なる乱気流が世界的に予想されます。こんな時こそ霊的に生きる人が一人でも多く瞑想とマインドフルネスにより穏やかで楽観的な心でいることが社会全体のムードを緩和することになります。意識を高次元とリンクさせながら己の義務を淡々とこなし、世界の平和を祈りましょう。



ナクシャトラから観たインド占星術 2024年2月トランジット分析いかがでしたか。


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