インド占星術無料鑑定|2026年春までの日米経済と株価をナクシャトラで予測
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- 8 時間前
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日本では初の女性総理誕生。米シリコンバレーはAI革命を牽引。
2026年もチャンスを掴み、上昇気流に乗って行きましょう。
一般投資家にとって資産運用の成功は、メディアの見出しに惑わされず、冷静に長期的にスマートな選択をすることが大切。インド占星術は1万年以上の歴史あるれっきとした統計学。その観点から春までの市場の見通しを分析しました。
本記事ではインド占星術(ジョーティッシュ)を用い、 2026年春までの日米経済・株価・AI産業の動向を読み解きます。
また無料鑑定として、数秘学による2026年の運勢も分析します。

今回は2025年の下半期を振り返りながら、2026年の春までの日本国とアメリカの経済、株価市場の行方を占い、ここから更に変化と改革、新規テクノロジーの進歩が期待されるケートゥ期の日本、そしてAI、量子コンピューター、ロボティクスなどシリコンバレーのスーパーブレインが一歩先をリードするラーフ期のアメリカにスポットをあてその行方を追う。
また数秘学から2026年はどのグラハ(惑星)の影響が色濃く出る1年になるかについても言及する。
■2025年下半期、振り返り

先ずは2025年下半期を少し振り返ってみよう。
想えば3月30日に迎えた太陰暦新年は、なんと魚座に土星、ラーフ、金星、水星、太陽、月、海王星が集結するといういわくつきの幕開けとなった。
ナチュラル12室(損失)にあたる魚座で集合した惑星の影響はすぐに現れた。1週間もたたない4月2日、ドナルドトランプは米国のすべての輸入品に対して大幅な関税を課すと発表。4月4日には中国が米国のすべての輸入品に対し34%の関税を課すとして報復に出る。
もともと不透明な状況を嫌う株価市場は、この未曾有の事態に大混乱。魚座は水の要素で「感情的に反応する様」を表すこともあり株価市場は世界的に大揺れ。4月4日の取引終了時点にはダウ平均株価は9%以上、S&P 500も一気に10%下落。
ナスダック総合指数は11%下落して弱気相場入り。翌週の4月7日(月)にS&P 500 は 2025年2月の史上最高値から一気に 23% 下落する事態となった。
短期的にパニックに陥った市場をよそに、2025年ゴールデンウイーク明けの5月15日、木星は12年振りに双子座入り。
双子座は日本国と米国の7ハウスにあたり、木星は両国にとって経済的に有益なケンドラのポジションを取った。実際日米市場はそこから安定して行き、投資家の間に打って変わって楽観ムードが漂った。
その波を受け5月中旬から日本とアメリカの株価市場は現在まで(執筆日11月24日)ATH (All Time High)=最高値を記録してきた。9月にはFRB~連邦準備制度理事会が利下げを発表し、それは更に追い風となり、最高値の更新は続いた。
そんな中、もはや著しい米国AI成長の代名詞となったNVIDIA、Amazon、Googleなどマグニフィセントセブンの第三四半期の決算報告が発表された。一部アナリストやマスコミのAIバブルを懸念する声はどこ吹く風、主要AI企業および新鋭フィンテックの収益報告の内容およびフューチャー・ガイダンス(次回の業績予想)は期待を上回るものとなった。
にも拘わらず11月に入りマンガル(火星)、ブッダ(水星)、スーリャ(太陽)が米国の12ハウスを通過した影響もあり、米市場は約3週間のショート(空売り)の局面に突入。半年ぶりの中規模価格調整となった。バリュエーションが先走りするAI関連企業が多い中、定期的な価格調整はある健全でありバブル崩壊防止対策とも言われている。
*株価のバリュエーションとは、企業の持つ利益や資産などから企業価値を算定し、現在の株価が割安か割高かを判断すること。
そんな中、2025年11月12日にグル(木星)は蟹座で逆行を開始。12月5日には双子座に戻り2026年の3月11日まで逆行を続ける。
ナクシャトラから確認できる洞察:
木星が11月の時点で通過中の蟹座の最初の3°20′は、ナクシャトラでいうプナルヴァスの4パダにあたり、そこはプシュカラ、ヴァルゴッタマという惑星が有益な働きをする領域。さらに蟹座は木星にとってハムサヨガ~高揚ポジションであるためこの好影響が今回11月のセルオフ(価格調整)につながったといえる。一部ではセルオフが長引いてしまうのでは、との懸念も聞かれるが、以下の根拠からベアマーケット(弱気市場)へのシフトは考えにく。
2025年12月に向けて、土星が11月28日、約4カ月の逆行を終え順行になるタイミングで、米市場のセルオフ(急落)は落ち着くと思われる。また12月5日以降、木星が双子座に戻り日本国および米国の7ハウスに戻ると日米株価は更に安定し上昇するだろう。12月7日にはマンガル(火星)が射手座入りし、サンタクロース・ラリー(クリスマスをピークとした恒例の年末株価上昇局面)も十分に期待できる。どちらにせよS&P500は2026年春、または6月までに7,500ドルに迫る勢いで展開すると思われる。
*本投稿内容の日本国および米国経済に関する予測はあくまで占星術の娯楽を目的とした記事であり、未来を保証するものでも投資を勧めるものでもありません。
■2026年春までのゴチャラ~宇宙(そら)の動きと経済

さてグル・マハラージ(木星)は12月5日に双子座に戻り、そこから2026年の3月11日まで逆行を続ける。グルの双子座滞在は、2026年6月1日(月)まで。
先述の通り、日本国も米国もラグナが射手座にあたるため、双子座の木星は両国のホロスコープで収益の11ハウス、ラグナ、そして米国の3ハウスに位置するネータルムーンをアスペクトする。双子座の木星は、2026年春までAIテクノロジーの発達に伴うGDP成長を促すだろう。
ちなみに日本国のホロスコープでは双子座の7ハウスにネータルムーンがあることから、トランジットの木星と見事にガジャケチャリヨガを形成。同じく日本にとっても、2026年の春までは外交や他国との貿易により経済が潤う見通しだ。
更に日本のホロスコープをみれば、もともとラーフが3ハウスの水瓶座に位置しており、そこにトランジットのラーフが18年振りにリターンしている。ナクシャトラから観ると日本のラーフはダニシュタにある。
夏になってからの話ではあるがラーフは2026年8月2日にダニシュタに入る。ダニシュタにいるラーフは富や繁栄、経済の発展をもたらすので来年の日本は外交や最先端のテクノロジー、特に軍事産業、AI、半導体、太陽電池など発電系、ロボティクスの進化による収益が期待されるところである。
しかし日本は2025年11月11日より約1年、ケートゥ・ラーフ期を迎えており、決していいことばかりではない。この時期土星が魚座で日本国の減衰した水星に近づいていることもあり、ケートゥ・ラーフ期は貧富の差の拡大や突発的な自然災害なども懸念される。
一人でも多くのひとが日々の瞑想と祈りにより日本の土地の波動を上げネガティブを軽減するため努めることが重要。
救いとしては、日本のホロスコープでラーフは3ハウス、ケートゥは9ハウスにあたり両惑星にとって相性の良いハウスであることから、ラーフの3ハウスは旅行産業に追い風をもたらすなど経済的にはプラスに働くはずである。
一方アメリカのホロスコープでは、ネータルの木星が双子座にいることから、現在12年に一度のジュピターリターンを迎えている。アメリカの木星は技術開発や最先端テクノロジーを表すアルドラ・ナクシャトラにあることから、2026年春までもAI革命のパイオニアに相応しい業績を発表してくれるだろう。
アメリカがAIに強い理由はもう1つある。それはアメリカが現在ラーフ期の真ん中にいることである。
こちらのサイトで1年前に出した『ラーフ期のアメリカ』の記事でも言及した通り、この1年半プルヴァ・バドラパダに滞在したトランジットのラーフの影響で米国の多くの優良AI企業が頭角を表しその地位を確固たるものにした。
プルヴァ・バドラパダの支配神アジャエカパダは頭脳明晰でアルドラと同様、新規産業革命を生み出すナクシャトラである。トランジットのラーフの影響はすでにバリュエーションに対する懸念の声が上がるほどのAI企業の株価高騰にも顕著に現れている。実際、NVIDIAの時価総額は5.031兆ドルに達し、日本の2024年度のGDP4.026兆ドルを上回っている。
米国は現在ラーフ・水星期にある(2023年10月29日~2026年05月16日)。物価の高騰、失業率、AIバブル、共和党・民主党間の政治的分断、不景気などに不安材料は後を絶たないが、木星の恩寵もあり2025年後半には経済的にも持ち直している。
2026年5月17日~2027年6月4日まで、アメリカはラーフ・ケートゥ期に入る。一般的にラーフ・ケートゥ期、またケートゥ・ラーフ期は、文字通り蛇が大きくうねるように波乱も含んでいる。
2026年秋には米国で中間選挙も予定されており、関税政策も確定には時間がかかる見込みで政治的混乱が予想される。
そんな中、トランジットのラーフは既にプルヴァ・バドラを後にし、2025年11月23日から2026年8月2日まで次のシャタビシャク・ナクシャトラに滞在。シャタビシャクはラーフ支配のナクシャトラであるため、頭脳明晰なラーフの力で、宇宙開発、製薬業界、AIを駆使した診断技術の領域の進化は加速しそうである。
ジョーティッシュから観る2026年上半期株価予想:
引き続きトランプ主導の関税政策の不透明性や、バリュエーション高騰に伴うバブル崩壊懸念による定期的なボラティリティが予想される。
現在のFRB議長パウエル氏は2026年5月には退任。既にトランプ政権は新規議長に、ハト派すなわち景気刺激や雇用を重視し、金利の引き下げなど「金融緩和」を支持する人物が選任する動きを見せており、2026年の数回の利下げは株価上昇の引き金となる可能性は高い。更に政府およびハイパースケーラーによるAI事業に対する大規模投資もS&Pの上昇傾向を後押しするであろう。
ただし2026年もシーソー市場は繰り返される可能性が高いため、投機的に短期で利益を狙うにせよ、優良銘柄に長期的なスタンスで投資するにせよ、各自戦略的なアプローチが必要となる。
2025年11月のマーケットセルオフ(急落)でもFear and Greed Index (恐れと貪欲指数)でも指数は極度の恐怖に達っしていました。長期投資家はそんな時こそ投資額を増やすテクニックを知っています。
Be fearful when others are greedy, and greedy when others are fearful.
Warren Buffet
他人が貪欲なときに恐れ、他人が恐れているときに貪欲であれ。
ウォーレン・バフェット
記事を書き上げアップロードの準備をしているうちに、
トランプ米大統領は2025年11月24日、人工知能(AI)を活用したイノベーション促進を目的とする新戦略「ジェネシス・ミッション」を創設する大統領令に署名した。政権としてAI技術の推進と導入を加速させる。
ホワイトハウス科学技術政策局(OSTP)のクラツィオス局長は署名前に記者団に対し、新戦略は省庁横断で研究連携を強化するのが狙いと説明。AIツールを統合し、科学分野での飛躍的な成果創出を目指すと述べた。
Bloomberg ニュースより抜粋
AI革命はまだ始まったばかり。朝4時までのパーティーにたとえれば、まだ夜22時だ。
Dan Ives, Wedbush Securities
AI業界への追い風は続くようである。個人的見解であるが、あるとすれば懸念すべきはバリュエーション・バブルで、AIバブルの崩壊危機ではないと思われる。
*本投稿内容の日本国および米国経済に関する予測はあくまで占星術の娯楽を目的とした記事であり、未来を保証するものでも投資を勧めるものでもありません。
シャニ(土星)の動き
2025年10月4日からプルヴァ・バドラパダに逆行していたシャニ(土星)は2026年1月20日には土星支配のウッタラバドラパダに移動する。ホロスコープでネータルムーン(誕生時の月)がウッタラバドラに位置するひとは7年半のサーデーサティーのど真ん中でその影響が最大になるとき。
ストレス管理を徹底し体調を整え、今は何事も石橋を叩いて渡る精神で乗り越え、身内に年配者がいる場合は介護による精神的負担が大きくならないよう独りで背負いこまず、サポート体制を整えることが勧められる。
これまで土星に逆らわぬ真面目で謙虚な生き方をしてきたひとなら、今の土星のトランジットも先々の安定につながる。バガヴァッドギータの説くカルマヨーガや内観の実践が望ましい。
一般的に残忍な凶惑星である土星が水の要素の魚座、さらに同じく水の要素のウッタラバドラに
いる時は突発的な水害や、船を巻き込む海の事故にも注意が必要。
プナルヴァス・ナクシャトラの恩恵
2026年6月19日まで、サトイック(清らか)なシュバグラハ(吉惑星)である木星は自らが支配するプナルヴァス・ナクシャトラに滞在。
プナルヴァスは再起・復活を支援する吉兆な星群である。木星支配、さらに宇宙の女神アディティが支配する27星群で最もポジティブな恩寵をもたらすナクシャトラとして知られている。
現在木星がそのプナルヴァスに滞在することによりそのパワーは倍増し、楽観的な想いや未来への希望が溢れる。プナルヴァスの木星の恩寵を最大限に受けるためには、日々のヨガやサーダナ(霊性修行)の実践がカギであり、ひとりひとりがグル(=バガヴァーン・至高神)の恩恵に値する生き方をすることが大切である。
■2026年は太陽の年

インド数秘学によると、2026年はスーリャデーヴァ(太陽神)の恩寵降り注ぐ1年となるであろう。
*2+0+2+6=10。1+0=1。1は太陽のナンバー
太陽と言えば万物に滋養と命を与えるパラマアートマ(至高神)を表すグラハ(惑星)である。その力が前面に出る2026年は、ホロスコープで太陽の位置がよいひと、現在スーリャ・ダシャ(太陽期)を送っていてホロスコープで太陽の位置が良いひと、またダルマ(道徳・正義)を尊寿し生きているリーダー的立場のひとにとって飛躍の年となる。
チャクラ的には、サードチャクラ(太陽神経叢)およびハートチャクラに気を集め、普段から身体のセンターに光のボールをイメージし活力を高めるとよい。このところ運動不足だったというひとは2026年は適度な運動で積極的に身体を動かしソーラーチャージしよう。
太陽は目上の人、父、上司、政府、大企業のカラカでもある。2026年は世界中のあらゆる業界でリーダーの資質が試され、健全なリーダーは活躍の場を広げ飛躍することが期待される。
首相や大統領など政治的なリーダーもスーリャ神のパワーをチャネリングし民衆のための政策を打ち出し、世界の舞台では和平交渉を進めてくれることに期待したい。
ヴェーダ聖典では、ハヌマーンが幼児の頃に天高く輝く太陽をオレンジと勘違いし、空に向かってジャンプし太陽を掴みに飛んで行ったというエピソードがある。シヴァ神の化身と言われるハヌマーンのパワーを持ってしたら不思議はないことだが、その様子を見ていたインドラ神はヴァジュラという武器でやんちゃなハヌマーンを地上に叩き落してしまう。
それからというものハヌマーンは自分が偉大な力を持ち合わせていることをすっかり記憶から掻き消されてしまったのだった。後にハヌマーンは、ラーマ神に出会い、誘拐されたシータを助けるためラヴァナを暗殺するという使命を与えられる。その時にやっと己の偉大なパワーを再認識することとなる。
ホロスコープにおいて低い波長の未熟な太陽はエゴを表す。神であるハヌマーンでさえ無邪気な子供の頃は勢い余って目上の人に失礼をしてしまったほど、我というものはコントロールしなければ大きな失態につながるという教訓がヴェーダ聖典には数々語られている。
どんな優れた技能や才能があっても濫用してしまえば、その人にとって大きな負のカルマとなりブーメランのように還ってきてしまう。
一般的にグル(師)は木星と紐づけられるが、ハヌマーンがサッドグル(真の師)として選んだのは他ならぬスーリャ神だった。ハヌマーンは太陽神からすべてのヴェーダの知識を習得し人格を形成していった。
2026年勧められるサーダナ(霊性修行)は、スーリャ・マントラ、スーリャ・ナマスカール、日曜に赤いものを捧げる、ラーマヤーナやハヌマーンチャリサの学習。
スーリャ、ラーマ、ハヌマーンのマントラやシュトートラを唱え、目上の人、政府や企業との関係を良好にし恩寵を得られる生き方をし恩恵に授かろう。
より質のよいディヤーナ・ヨガ(瞑想)で、誰もが内在の太陽(ハイヤーセルフ)と向き合いスーリャ・デーヴァを憶念することで2026年の波長に意識を合わせ時代の波に乗ることができる。そうすればあらゆる利益を得て持続的な繁栄を実現することができるだろう。

2026年にはヴェーダンタ・ライフ30周年を迎えるMystical Light 著
『まだ誰も知らない27星群ナクシャトラ』
2026年もヨガの伝道者として精進して参ります。よろしくお願いいたします。

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