インド占星術無料鑑定 ナクシャトラから観る2025年上半期
- Mystical Light
- 1月10日
- 読了時間: 8分
更新日:5月13日

インド占星術無料鑑定 ナクシャトラから観る2025年上半期について
2025年になり、インド占星術から観る今年の運勢が気になる方も多いのではないでしょうか? 通常は有料で個別に鑑定させていただいておりますが、今回は2025年の大きな流れとして、財政運、金運などについて皆様にお話ししておきたい事を書かせていただきます。
インド占星術とは?
インド占星術という言葉を聞いたことはあるけど、詳しくは知らないという方向けに、少しだけ紹介させていただきます。
インド占星術は、5000年以上の歴史を持つ古代の智慧であり、私たちの人生や運命に深く影響を与えるとされています。その中でも「ナクシャトラ(Nakshatra)」は、月の位置に基づいて28の星座に分けられ、より具体的かつ個別的な運命を読み解く鍵となります。
2025年の上半期、星々の配置はどのような変化をもたらすのでしょうか?ナクシャトラを通じて、それぞれの運命や可能性を紐解いていきます。
本記事では、インド占星術の無料鑑定を通じて、あなたに訪れるチャンスや注意すべき点を明らかにしていきます。初めての方にとっては難しい部分もあるかと思いますが、少しでも分かりやすく書かせていただきますね。
それでは、一緒に星々のメッセージを読み解いていきましょう。
シャ二(土星)とシュクラ(金星)のコンジャンクション
○12月29日~2025年1月27日までネットワーキング、収入アップのチャンス
親友同士(パラムミトラ)の土星と金星は、この期間ナチュラル11ハウス(収入、ネットワーキング)で融合。控え目で地味なシャ二(土星)は眩く華やかに輝くシュクラ(金星)が近づくに連れいつになくときめきクンバラシ(水瓶座)からパワーを放ってくれます。
金星は仲間の土星支配のクンバラシで優雅に社交的に年始をスタート。100人の医師にたとえられるシャタビシャクで金星関連の疾患や症状がある人は、良い医師やカウンセラーに出会う、有益な治療を開始できるなど、癒しを得られる時。
そして1月17日になりプルヴァバドラパダで土星と融合すると27日まで経済的に市場を活気づけ好転させる働きをします。個人的にも良き財政運に恵まれる時。ちょうど14日のプルニマ(満月)にマカラサンクランティ(太陽北回帰)を迎え春の第一歩を踏み出したタイミング。何か一つ行動に移すとよい時期となるので意識して動いてみましょう。
グル(木星)とシュクラ(金星)による経済的恩寵
○12星座視点
今年のグルの動きは特徴的で、実に3つのラシ(星座)を旅して行きます。グルは、2024年5月1日にヴリシャバ(牡牛座)に入り現在も滞在中。1年以上の滞在を経て5月15日にミトゥナ(双子座)に移動。通常1年かけてゆっくり1つの星座を通過する木星ですが、今年は違います。5か月後の10月19日に次のカルカ(蟹座)に入ると11月11日から4か月ヴァクリ(逆行)となり、12月5日には双子座に戻ります。
よって牡牛座にラシや月がある人は、去年の5月から続いた木星の恩寵の最終刈り取り時期にあることを再度意識してください。
双子座にラシや月が位置する人はいよいよ5月15日~10月18日に財運、キャリアアップのチャンス到来。
蟹座の人も10月19日~12月4日までチャンスを掴める時です。
さて木星が双子座に移動するまで一つ吉兆なヨガが形成されます。それは木星・金星間のパリヴァルタナ。パリヴァルタナヨガとは、2つの惑星が互いの支配星座に位置し相乗効果が起こる状態をいいます。今年の木星・金星間のパリヴァルタナヨガは、シュクラ(金星)が1月28日にミーナ(魚座)に入ってから5月14日まで続きます。今回のケースが特に凄いのは、シュクラが魚座で高揚することです。
木星と金星はともに好位置につけば財政運、金運を高めます。更に今回はナチュラル2ハウスと12ハウスの牡牛座と魚座が絡んでいるため財政安定のために何か行動するとよいでしょう。日本やアメリカを中心に株価市場は上昇傾向となり、個人にも多くの投資やビジネスチャンスが舞い込む時。
特に良いのが以下のラシ(星座)にラグナや月がある人。チャンスを逃さないようアンテナを立て情報収集したり、キャリアアップのチャンスを掴んだり、資産運用について真剣に考え積極的に行動してみましょう。
【パリヴァルタナ・ヨガによりチャンス到来の人】
魚座の人(キャッシュフローを促進し損失を抑える)
牡牛座の人(収入アップ、脚光を浴びる、目上の引き上げにあう)
蟹座の人(財運アップ、目上の人の引き上げにあう)
乙女座の人(有益な契約、財運アップ)
蠍座の人(投資、資産運用に目を向ける、学んで来たことが実を結び結果が現れる、有益な契約)
水瓶座の人(不動産収入、キャッシュフロー促進)
獅子座と天秤座の人(不労所得に恵まれる)
とは言え、木星、金星共にシュバグラハ(吉惑星)なので下記にあてはまらなくとも木星と金星というシュバグラハの恩寵は全ての人に注がれます。特に木星期、金星期を迎えている人など大いに恩恵に授かるはずです。
○グルのナクシャトラ滞在
ローヒ二 4月9日まで
ムリガシラ 4月10日~6月13日まで
アルドラ 6月14日~8月12日まで
プナルヴァス 8月13日から2026年6月18日まで
同じく上記のナクシャトラにラグナがある人は脚光を浴びる、グルから祝福を受ける時であり、月がある人は楽観的にポジティブかつ自信に漲る時であり財運もアップする時です。月が1,4,5,7,9,10室にあたればガジャケチャリ・ヨガが形成されるので成功や飛躍がもたらされるでしょう。
劇的なシャ二・ラーフ・コンジャンクション
2025年3月30日、シャ二(土星)が長いクンバラシ(水瓶座)での滞在を終え、ようやくミーナラシ(魚座)に移動。誕生時の月がマカララシ(山羊座)の人にとって晴れてサーデーサティー終了。またカルカラシ(蟹座)にラグナまたは月がいる人にとってシャ二アシュタミが終了することになり、世界的にも個人的にも新しいフェーズに入ることは確か。
一般的にヴァーユグラハ(風の性質を持つ土星)がジャララシ(水の要素の魚座)にいることで内観、精神的な成長、魂レベルの変化、内面の成長が期待できる。日々マインドフルに生きる人にとってはよりパーソナルなレベルで、これまでの努力が報われる、長期投資の利益に恵まれる、長年取りくんで来たプロジェクトの達成など、土星からのギフトを授かる人もいるはず。
さて特筆すべきは、過去生からの呪いが顕現することもあると伝えられる「11年に一度の土星・ラーフのコンジャンクション。2025年3月30日から5月29日にかけてミーナ(魚座)で展開する土星・ラーフの融合。土星もラーフもともにヴァータ。
風の要素が2つ合わさり、パーパグラハ(凶惑星)の性質も増幅。魚座の水の領域で勢いが100%アップした風により嵐が起こる。
さらにナクシャトラから観た場合、シャ二(土星)もラーフもプルヴァバドラパダに位置することが分かる。(シャ二は、4月28日にウッタラ・バドラパダに移動)
プルヴァバドラパダは木星支配のナクシャトラで、ルドラの化身であるアジャエカパダがその支配神である。普段から道徳厳守でダルマ(正義)を重んじコツコツと努力し責任のある生き方をしている人(土星)。また欲望や5感の制御ができている(ラーフ)の人。シヴァに帰依する者。さらにおおいなる存在の導き、信頼できる師や指導者からアドバイスを受け生きている人などにとっては必ずしも恐れるべきコンジャンクションではなく、むしろ大きな成功や突破口となる。
プルヴァバドラパダのシンボルの1つは2つの顔を持つ男。相手の予期せぬ裏の顔や本性、激しく破壊的な面が表面化する時でもあるため、人間関係で争いごとに巻き込まれず、何か法的トラブルに発展しそうな事柄は弁護士など第三者をたて今から対応することが望ましい。
ルドラ(シヴァ神)の化身であるアジャエカパダとラーフ(並外れた頭脳)の融合でAIなど最新テクノロジーの更なる変化や加速も期待できる。
アジャエカパダはまた個人レベルで戦略的に、時に破壊や損失、混乱を通して魂を成長させる究極のコーチでもある。シヴァ神に帰依する人は年初からしっかりと戦略的に計画的にキャリアや資産運用、サイドビジネスなど加速させたい事柄に注力し、3月29日~5月29日の間に大きな結果を出せるようプランするとよい。
逆に無計画に無鉄砲に生きている人で、ラシクンダリ(ホロスコープ)にプルヴァバドラパダに月や凶惑星がいる人はこれまでのツケが回ってくることも。
一方プルヴァバドラパダは裏社会を支配するナクシャトラでもあることから、2つの凶惑星のトランジットにより腐敗、不正行為、犯罪、悪行が蔓延る。
人間関係、パートナーシップなど魚座の水のエネルギーが揺らぐのと同時に、プルヴァバドラパダの炎のエレメントも煽られるので自然災害にも注意が必要となり、国のホロスコープによると魚座で水星が減衰する日本でも災害がないよう、または被害が大幅に軽減されるよう今から祈ることも大切である。
2025年の土星・ラーフのコンジャンクションは、
動きや変化が激しい
少し先の未来で新しいものを生むための「生みの苦しみ」がある。
多かれ少なかれ一時的な混乱を体験する人も。
欲望が煽られ感情の制御が効かない人も。
土星・ラーフコンジャンクションのためのウパヤ(療法)
プラーナヤーマ
足を中心としたオイルマッサージ
シャ二マントラ、ラーフマントラ、シヴァマントラ、グルマントラなど
ジャパ、セーヴァ(チャリティー)、サーダナ(聖典を読む、ヨガ)、ディヤーナヨガ(瞑想)
仕事もプライベートも頑張り過ぎず穏やかに日々を過ごす。
衝動的な決断をしない。
質の悪い人との交際を今のうちに絶つ。
サーデーサティーの人、土星期、ラーフ期でプルヴァバドラパダ、ウッタラパルグニに惑星が集中している人などは、神社での護摩炊き、インドの寺院でのヤッギャが勧められる。
いかがでしたでしょうか?ナクシャトラから観るインド占星術2025年の鑑定でした。 もっと詳しく鑑定をご希望の方はMystical Light の鑑定にお申込みください。
2025年があなたにとって素敵な年になることを祈っています。
ミスティカルライト主宰
飯島 淳之亮
インド占星術を学ぶ方必見
Mystical Light 著 まだ誰も知らない27星群ナクシャトラ

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