ウクライナ侵攻
ウクライナ人の大切な友人がいるのでウクライナ情勢について到底他人事ではありません。
ウクライナの国のラシクンダリを見ると月がマカラ(山羊座)の25°に位置しており12ハウスにあたることが分かります。この領域は27星座でダニシュタナクシャトラにあたり先週の18日に(シャ二)土星が移動したばかり。この月の度数は更にムリチュバーギャにもあたるのでウクライナが受ける今回のダメージは軽いものではありません。
ウクライナにとってプーチンによるこの攻撃が大きな損失となることを示しています。
国のチャートではウクライナの土星はヴァクリ(逆行)で同じ山羊座の7度にあります。ネータルの土星とゴチャラ(トランジット)の土星にネータルの月が挟まれていることになりこの状況が解決するには時間がかかるでしょう。去年から予想された原油価格の高騰はダニシュタの土星により4月末まで回復は見られません。
特にこの後28日は山羊座に天王星、金星、火星、月、水星、土星が集合するので攻撃が悪化することが予想できる一方、ロシアの人々の立場からすれば世界を敵に回し厳しい経済的制裁や圧力を受けることになり孤立するでしょう。
戦争を意味するナクシャトラでもあるウッタラアシャーダに月、火星、金星がいるのでウクライナの人々の安全を祈るしかない状況です。
ウクライナ国のチャートではラーフが11ハウスの好位置にあるため、この最悪な事態を越えれば軍事的にも経済的にも安定した国に生まれ変われるはずです。

3月の授業ではプーチンのラシチャートを分析し、彼の健康と精神状態、シュラヴァナナクシャトラの影響から予想できる顛末と政治生命の終幕についてゆっくりお話しします。